医院ブログ

2017/04/17

前回の続きです

前回は大学の歯学部を目指すところまで書かせていただきました。

歯学部を受験するのですが、大学を選ぶ絶対的な条件がありました。それは大学が東京にあるということです。

なぜ東京か?今にして考えるととても浅はかなことなのですが、とにかく東京に憧れていたからです。

私は中学・高校と勉強をする時には夜中はラジオを聞いていました、夜中になると遠くの地域の電波を受信できるからです。特にニッポン放送のオールナイトニッポンは月曜から金曜まで聞いていました。

ラジオ放送の中での東京の話題(渋谷・原宿・お台場etc…)が思春期の私の心を掴んで離しませんでした。「必ず将来は憧れの東京に行く!」と決心し高校3年生の進路希望調査の時は志望大学を全て東京にしました。担任の先生からは「もう少し他の地域の大学も受けてみては?」と勧められましたが、東京に行くという信念はブレませんでした。

受験シーズンの2月の新宿に降り立って、友達に「俺アルタの前におるんやけど!」と電話したのを覚えています。地方の人間にとって笑っていいとも!でおなじみの新宿アルタは都会の象徴だったのです。

辛い受験シーズンを乗り越え、念願叶って東京の大学に合格できました。一人暮らしの準備を整え3月の終わりに上京するため姫路駅まで友人二人に見送ってもらいました、二人からはお守りをもらい「いつでも帰ってきてな」と言われたのです。

東京に向かう新幹線の中車窓を流れる景色を見ながら「私はただ憧れの気持ちだけで東京に今行こうとしている、でも姫路には私を待ってくれている家族・友人がいるんだ、今こうして見送ってくれた友人のためにも、家で私のことを心配してくれている家族のためにも絶対東京でしっかりと勉強し結果を残さなくてはいけない。東京には遊びに行くんじゃないんだ、必ず他人の役に立つ歯科医になり姫路に戻ってきてお世話になった人たちに恩返しをしよう!」そう決意したのです。

字数の関係で今回はここまでです、次回は大学時代・医局員時代の話を書ければと思います。