医院ブログ

2017/07/19

CTの話

ブログを読んでいただいている皆様こんにちは。姫路駅徒歩2分、矯正歯科専門医院の姫路はま矯正歯科・院長 濱 友彦です。

随分と久しぶりのブログの更新になってしまいました、前回の更新が5月末ですから2ヶ月近くサボっていた事になります…前回の更新は初夏でしたが季節はもう夏ですね、セミが鳴き始めています。

さて今回は当院に導入しているCTレントゲンについてお話しをさせていただこうと思います。CTとはComputed Tomographyの略です。 コンピュータを駆使したデータ処理と画像の再構成で、断層写真を得ることができる装置です…と言っても何のことやら?というご意見が大多数だと思います。わかりやすくざっくりと言うと今までの歯医者さんのレントゲンでは見ることが困難であった、歯の根っこや歯の周りの骨、顎の関節の骨の状況を3Dで見ることができるレントゲン装置ということです。

当院では歯科メーカーであるモリタの最新機種を導入しています。

現在CTを導入している歯科医医院の割合は、一部の歯科医院に限られていて全国でも数%だと言われています。さらに矯正歯科専門医院での導入というのは全国的にもごくわずかだと思われます。

なぜ周りが持っていないCTを導入したのか言われると、このブログでは書ききれない量になってしまいますので大まかに何点かだけ説明させていただきます。

➀今までのレントゲンでは観察することができなかった歯や周りの歯周組織を観察できることで、診断や治療計画を迅速かつ的確に行えるようするため。

➁わかりやすい3D画像を患者さんに見ていただくことで、安心して矯正治療を受けていただくため。

⓷将来的にはCTのデジタル画像と光学印象というテクノロジーが結びついてさらなる矯正治療の発展が見込まれます、そのテクノロジーについていくため。

以上の理由から、全国的にも数が少ないCTを導入しました。

ただ道具が良いからといっても結局、診断や治療をしていくのは人間です。このことを常に考えながら、患者さんにとってベストな治療をしていけるように日々勉強していきたいと思っております。

当院の歯科用CT複合機です!

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